数学や物理、技術の情報に興味を持って無料のメールマガジン「ニュース!技術が世界をひとまたぎ」を登録しています。2024年3月1日号を読んでいますと、
今日は何の日?( http://www.nnh.to/ 等から引用。)の欄に、
733年02月30日 『出雲国風土記』完成(異説あり)。(新暦3月20日)
という記事がありました。
技術情報のメルマガなのにこんな記事が載るのは「実におもしろい」ということでネットで『出雲国風土記』を検索すると
国立公文書館デジタルアーカイブの出雲の国風土記に行きつきました。
当然全文漢字表記なのですが、万葉仮名なのか?と思い時代についても検索してみました。
Wikipediaによれば、
・古事記(712年)本文は漢文だが、一部日本語に万葉仮名で表記。歌謡は万葉仮名で表記。
・日本書紀(720年)歌謡は万葉仮名で表記。
・万葉集(8世紀後半)万葉仮名を主体にする表記のものと、和訓を主体に表記するものがある。
時代的には、「歴史書は本文は漢文で表記、歌謡は万葉仮名で表記」が一般的とみられます。
Wikipediaによれば、
風土記とは一般には地方の歴史や文物を記した地誌のことをさすが、狭義には、日本の奈良時代に地方の文化風土や地勢等を国ごとに記録編纂して、天皇に献上させた報告書とのこと。一般的な風土記と区別するため古風土記ということがある。
風土記があって日本書記が成立したと理解すると、風土記が万葉仮名で書かれることは無いと確認しました。
国立公文書館に辿り着き、出雲国風土記に出会えて、漢字は読めるので何となく雰囲気は掴めるのものの正確な意味は分からない状態です。高校教科書の漢文の虎の巻、漢文と読み下し文と現代語訳が併記されているものと同じようなものが欲しいところです。
「出雲国風土記 現代語訳」で検索するとありました。
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